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僕はとても悩んでいました

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中学一年の夏休みの終わりの頃、僕はとても悩んでいました。タマタマ(睾丸)がしくしくと痛み、オシッコをする時や、オナニーをして精子が勢いよく飛び出す瞬間、尿道が少し痛むのです。

その頃はオナニーを覚えたてで、愉しくて愉しくて毎日のようにせっせと励んでいたので、あるいはオナニーのやり過ぎではないかとも思い、一週間ほど我慢をしたのですが、いっこうに直りません。これはきっと、重い病気にかかってしまったに違いないと、とても不安でした。

恥ずかしくて両親に打ち明ける事もなかなか出来ず、一人で悩んでいたのです。痛みはいっこうに直る気配もなく、僕はついに恥ずかしさをこらえて、父さんに打ち明けたのです。

父さんは僕を小児科専門の大きな病院に連れて行きました。受付を済まして、「泌尿器科」という看板の出ている廊下のベンチに座って順番を待ちました。「泌尿器」という意味が僕には分かりませんでしたが、「泌」という文字から「秘密」の「秘」を連想し、「秘密の場所を診察する科」なのだと思い、胸がドキドキしました。病院にオチンチンを専門に診察する科があるのだという事をその時始めた知ったのです。

母親に連れられた小学生の女の子と、やはり母親に連れられた小六くらいの男の子が待っていました。男の子はとても可愛い子でした。この子も、僕と同じようにタマタマやオチンチンが痛いのだろうか、と思うと、何となくその子に親近感を抱きました。女の子も待っている、という事は、オチンチンばかりでなく、女の子のあそこも診察するのだろうか、なんて考えました。

男の子が小さな声で「ママ、きょうもニョウドウセンジョウするの」なんて母親に話しかけているのが耳に入りました。
「して貰ったほうが早く直るのよ」なんて母親が言いました。
僕には何の話なのかわかりませんでした。ずいぶん難しい言葉を使う子だなあ、なんて感心してしまいました。でも、その時耳にした「ニョウドウセンジョウ」という言葉が、僕にとっても重大な意味を持つ言葉である事を、後になって知ったのです。

ぼくはふと、お医者さんの先生はどうやって診察するのだろうか、と考えました。今までは病院に行って早く痛みを直したい、という事だけ考えてえていたのですが、いざ、診察されるとなると、大きな不安が頭をよぎったのです。

診察の時、僕は自分のオチンチンを先生の前に晒し出さなければならないのだろうかという不安と恐れです。まさか、と僕は思いこもうとしました。そんなことは絶対にない、だろうと、僕は必死に思い込もうとしました。僕のものはまだ皮を被ったままでしたが、発毛も始まっていたし、中学生になってからは急激に発育し、太く大きくなっていたのです。
その頃の僕はオチンチンを他人に見られる事が凄く恥ずかしかったのです。父さんに見られる事も恥ずかしくて、一緒にお風呂に入る事もしなかったのです。先生はきっと僕の症状を聞いて、薬を出してくれるだけだろう、と僕は思い込もうとしました。先生にオチンチンを見られるくらいなら、タマタマや尿道の痛みくらい我慢出来る、と僕は思いました。でも、心の奥底には、もしかしたらという一抹の不安もあったのです。

女の子と男の子の診察が終ると、今度は僕の順番で、看護婦さんに名を呼ばれ、父さんは待合い席で残り、ぼくは一人で診察室に入って行きました。

「どうしました」と白衣を着た初老の先生が優しく聞きました。
「あのー、タマタマと(その時は睾丸という正式な名称を知らなかったのです)チンチンが痛くて」
僕は恥ずかしさをこらえて必死に言いました。
「はい、じゃあ、そこに寝て」
先生は診察台を指差しました。僕はドキドキしながら診察台に寝ころびました。
「ズボンとパンツを下げて下さい」と看護婦さんが命令口調で言いました。僕は息を呑みました。恐れていたことが現実になったのです。先生ばかりでなく、若い看護婦さんまでいるのです。二人の眼の前でパンツを下ろす???????

「ウッソだろう」僕は心の中で叫びました。
「もう治ったからいいです」と言ってその場から逃げ出したくなりました。病院なんか来るんじゃあなかった、僕は自分の運命を呪いながら、仕方なしに恥ずかしさを必死にこらえてベルトを緩め、ズボンをパンツを下ろしました。

先生が僕のチンチンを摘み睾丸を触りました。
「痛いのはこの辺ですか」と先生が聞きました。
「はい、そこです」と答えました。先生は僕のチンチンを数回しごきました。緊張で縮んでいた僕のチンチンが少し硬くなりかけました。
「ああ、神様、勃起だけはしないように」僕は祈りました。見られただけでも穴に入りたいくらい恥ずかしいのに、この上勃起までしてしまったら大変です。

先生は僕の包皮を剥くと、小さなガラスをチンチンの先端に押しつけ、なおも数回僕のチンチンをしごき、睾丸をさすりました。いくら緊張していたとはいえ、何もしなくても日に数回は勃起する敏感な年頃の僕のチンチンは、先生が数回しごいただけで、ムクムクと勃って来てしまったのです。僕は恥ずかしさに眼をつむりました。
「はい、もういいですよ」先生がいい、僕は起きあがって急いでズボンを上げました。ちらっと自分のチンチンを見ると、半勃起の状態になっていたのです。恥ずかしさに僕は顔が熱くなるのを感じました。

先生は僕のチンチンの先端に押しつけたガラスに何かの薬を垂らすと、机の上の顕微鏡を覗きました。父さんも呼ばれ、
「睾丸と尿道が炎症を起こしています。少し膿が出てます。尿道からばい菌が入ったのでしょう」と先生は父さんに話し
「最近プールに行きましたか」と僕に聞きました。夏休みに入ってから数回、僕は市営のプールに行ったのです。
「プールで感染したのでしょう。最近、同じような症状の子供が数人いますから」
「薬を出します。それからニョウドウセンジョウをしましょう。治るまで一週間に二回通って下さい」先生の言葉に僕はまた息を呑みました。診察はまだ終わったのではないのです。

ニョウドウセンジョウ、さっき待合室で可愛い男の子が口にしていた言葉です。一体どんな事をされるのか僕はまた不安になりました。またチンチンを触られるのだろうか。
父さんはまた待合室に引き返し、僕は看護婦さんに案内されて診察室の奥の「処置室」と書かれた部屋に入りました。
その部屋で僕の眼に入ったのは、不思議で奇妙な格好の診察台でした。踏み台を二段ほど昇らなければ乗れないくらいの高さで、足を載せる台が二つ斜めに突き出ています。診察台の黒い皮が不気味に光っていて、僕は一瞬、恐怖にかられました。
「ズボンとパンツを脱いでこの上に乗って下さい」優しい顔をした若い看護婦さんは冷酷に僕に命令したのです。見ると脱いだ服を置く籠まであります。素っ裸になってあの診察台乗るのだろうか、僕はそう思ってまた動悸が激しくなり、顔が熱くなり、身体がぶるぶると震えました。泣き出したくなる程の恥ずかしさをじっとこらえて、仕方なしに僕はシャツを脱ぎました。

「あっ、上は脱がなくていいのよ、下だけで」看護婦さんが言いました。
「なんだ、素っ裸にならなくていいのか」と僕は思い、救われたような、それでいてがっかりしたような奇妙な気分でした。黒い皮の光る奇怪な診察台を見た瞬間、僕は素っ裸になって横たわる自分を連想してしまったのです。チンチンを見られる事が死ぬほど恥ずかしいと思いながら、一方で僕はこの奇怪な形の黒く光る診察台に素っ裸で横たわりたい、と思ってしまったのです。この診察台に素っ裸にされて横になり、足を開かされ、先生と看護婦さんから拷問される。ふと、そんな事を空想してしまったのです。そしてまずい事に、その空想によって僕のチンチンはムクムクと勃って来てしまったのです。

シャツをもう一度着てから、僕はズボンとパンツを脱ぎました。見るとチンチンは半勃起の状態で大きく硬くなっています。手で隠すような仕草で踏台に昇り、診察台に上がって仰向けに寝そべりました。いつまでも手で隠しているワケにも行かないので、意を決してチンチンから手をどけました。これで看護婦さんに半勃起のチンチンを晒してしまったのです。
「足をここに載せて」と看護婦さんに言われ、太股の辺りを両側に開いた台の上に載せると、僕は両足を上げて大きく開き、下半身を突き出す、という恥ずかしさの極地のような格好になってしまったのです。半勃起のチンチンから、お尻の穴まで、すっかり看護婦さんに見られてしまっているのです。しかも、診察台が高いので、看護婦さんの眼の前の見やすい位置に突き出す、という姿勢です。僕のお腹の辺りは小さな黒いカーテンで仕切られ、僕は自分の下半身を見る事は出来ません。僕のお尻の下には白い紙が敷かれているのが感触でわかりました。

これから何をされるのだろうか。僕は期待と不安でドキドキしました。すると、先生が入って来ました。先生は僕の半勃起のチンチンを摘み、そして、細い管のようなモノを僕の尿道に差し込んだようです。僕からは見えないけど、痛みはなく、尿道の辺りにこそばゆいような感触がありました。そして、次の瞬間、オシッコをする時とは逆の感触、液体が先端から奧に流れる感触がしました。管から薬を流し込んだようです。そんな感触が三回ほどし、先生はまた僕の睾丸を二三回押さえ、
「はい、終わりました」と言いながら厚手のテッシュペーパーので僕のチンチンをふき、
「抗生物質の薬で洗浄しました。入れた薬が出てきますから、これで押さえながら降りてください」
僕はテッシュペーパーでチンチンを押さえながら診察台を降りました。その時には僕のチンチンは完全勃起に近いほどの状態になってしまっていました。慌ててパンツを履こうとしてテッシュペーパーを取ろうとすると、尿道から薬がタラタラと垂れて来て太股をぬらしました。
「あっ、ちょっと待ってね」看護婦さんが言いながら近寄り、ガーゼで僕のチンチンを優しく拭いてくれたのです。ほとんど勃起状態で亀頭が少し顔を出していたので、その敏感な部分を拭かれた瞬間、僕は何とも言えない快感が身体を突き抜けるのを感じ、思わず身を震わせてしまったのです。
看護婦さんは「パンツが薬で汚れるから、ガーゼを当てたままパンツを履いて下さいね」と優しく言いました。

その日の診察は終わり、僕は薬を貰って父さんと帰ったのですが、次は一人で病院に行きました。あれほど恥ずかしかった事が、何となく待ち遠しく、僕はわくわくしながら病院に行ったのです。

待合室でまた母親と一緒のあの可愛い男の子に会いました。「ニョウドウセンジョウ」という言葉を教えてくれた小六くらいの男の子です。その子は僕より先に診察室に入りました。僕は順番を待ちながら、いま、処置室であの可愛い子も下半身裸になって、あの奇怪な診察台に乗り、両足を開いてオチンチンを突き出し、ニョウドウセンジョウを受けているのだ、と思いながら、その光景を思い描きました。それは僕にとって凄く刺激的な光景で、考えただけで僕は勃起してしったのです。

少し経ってその子が診察室から出て来ると、僕はその子に「勃起しちゃった?看護婦さんにチンチン拭いて貰った?」なんて話しかけたい欲求にかられましたが、母親のいる前でそんな話しも出来ず、黙っていました。処置室できみが何をされたかちゃんと知ってるよ、僕はそう思いながらその子の可愛いらしい顔をちらっと眺め、その子と共通の秘密を持った事に何となく喜びを感じてしまったのです。僕の順番が来て、診察室でガラスをあてられ、処置室でニョウドウセンジョウ、という、この前と全く同じ診療を受けたのですが、始めから終わりまで、僕はほとんど勃起しっぱなしでした。そして、不思議な事に、あれほど恥ずかしかった事が、すっかり平気で、むしろ勃起させたままで診療を受ける事に、密かな歓びすら感じてしまっていたのです。その時も、終わった後、看護婦さんはガーゼで僕の勃起したチンチンを拭いてくれたのです。

二回の通院で僕の炎症は治り、病院に行かなくても良くなったのですが、その事が僕は何となく物足りないような気分で、もっと病院に通い、同じ体験をしたい、と痛切に思ったものです。ニョウドウセンジョウが「尿道洗浄」という意味であることがわかったのは、ずっと後のことです。

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